宇宙の法則と仏法7字

ひとりの意識革命が人類を救う

地球の運命を予言してる?法華経の虚空会の儀式(2)

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中国カシュガル郊外の香妃墓(乾隆帝の妃でウイグル族) 七宝のような美しいタイルで覆われたイスラム風の墓

”宝塔”は、インドなどの仏塔ストゥーパが元

日光にある徳川家康の墓は、ドーム形で宝塔と名が付いている

ストゥーパが日本で五重塔五輪塔、塔婆の板になった

五重塔や石の五輪塔は、上から空・風・火・水・地(頭・顔・胸・腹・下半身)の5か所を示す

法華経の宝塔は、私たちの体が妙法蓮華経の5字だということを言ってる

 

どぅも、ガンダーラー子です

この前話した、「宇宙における地球のシナリオ」かもしれない、虚空会の儀式

これ、地球の事でもあるし、ひとりひとり個人のことでもあるのよ

個人の立場から見ると、3部構成が、覚醒前➡覚醒中➡覚醒後 ってかんじ

十界論でいうと、声聞界➡縁覚界➡菩薩界

だって、宇宙と個人は一体だから、”同期””リンク”してるの

当てはめてみると、こうよ

 

1部) 仏は3度、国土を浄化した

地球:氷河期、火山噴火、大気の生成、地殻変動大陸移動津波、洪水など

個人:【覚醒前】人生における氷河期、怒り恨み爆発(=火山爆発)、ピンチ、苦難を経験する転換期

【声聞界】自分の声を聞くこと、自分に向き合う時、自分とは何かを考える時

 

2部) 仏は虚空会の儀式で任務を引き継ぐ

地球:仏は大衆に宇宙の真理を明かし、最強の菩薩軍団が法華経を広め地球を救うと予言する

個人:【覚醒中】苦悩を経験したことで自分に向き合い、ご本尊(自己宇宙)と向き合うことでピンチを脱出し気づきを得る

【縁覚界】自分の生命の縁に触れて、どうするべきかが心で解る

 

3部) 仏の後継者である地涌の菩薩たちは地球に散らばり、地球・人類を救っていく

地球:菩薩たちが様々な役割で人類を救うようになると、自然現象や社会システムのバランスが取れてくる

個人:【覚醒後】気づきを得ると、自分の役割・使命を自覚するようになり、人々を救う行動に出る

【菩薩界】 慈悲の心で人々を救うことが何よりの喜びとなる

 

次はストーリーを少し詳しく見ていきましょう

 

第1部:法華経1~10巻  現実の娑婆世界(九界)から仏界を学ぶ 【覚醒前】

釈迦がマガダ国(現インド・ラジギール)の霊鷲山で説法している

そこにいるのは、菩薩界代表の数種の菩薩が8万、声聞界代表の迦葉・阿難・舎利弗などの弟子が1万2千人、人界代表の釈迦が王子だった時の妻(耶輸陀羅)の眷属が6千人、マガダ国アジャセ王の眷属が数千人、天界・修羅界・畜生界代表の八部衆の眷属が数万 

これらひっくるめて、ざっと数十万、数百万の者たちが8年間集まって釈迦の講義を聞いていた

すると、そこに突如として、七宝・宝石でひかり輝く塔(宝塔)が大地から湧き出て、空中で止まっている

その大きさは、地球の1/3くらいある

そして、宝塔の中から多宝如来の声がして、「釈迦が説いてきたことは全て真実です」、と讃嘆している

宝塔は、法華経が説かれる星だけに現れ、教えが正しいという証明役となるようだ

宝塔の中にいる多宝如来は、今は声しか聞こえないが、人々の前に姿を見せるには、

宇宙の遥か彼方の星にいる、釈迦の分身の仏たちを呼び寄せないといけない

そこで、仏たちが集まれるように、地球の濁った娑婆世界を3回に渡って清め、ひとつの仏国土にした(三変土田)

清められた仏国土に仏たちが集合し、完了したところで、釈迦が宝塔を開くと、多宝如来が中に座っていた

そして、多宝如来は、釈迦を隣に座るよう導く

 

宇宙(仏)の化身が釈迦や多宝如来なのね

多宝如来が過去の仏を担当、釈迦が現在の仏を担当

本当は、私たちも含め、全ての生命体が宇宙の化身なんだけど、仏は自分を例にして、みんなに教えてるのね

宝塔は南無妙法蓮華経(大宇宙)の象徴、私たちの”いのち”、小宇宙のことでもある

「宝塔が出現する」とは、宇宙の母の胎内から「南無妙法蓮華経=みんな」が生まれることだ、と日蓮は言ってる

宇宙の胎内から生まれた者は、法華経の教えがある場所で、生命の仏性(宝塔)を、開花するんだね

ちなみに七宝の宝石類の成分はケイ素、カルシウム、鉄、コバルト、クロムなどの元素で、人間の肉体にも含まれている

宇宙に蔓延してる元素とも共通してるね、私たちも元素レベルで”宝石”ということね 

 

第2部: 法華経11~22巻  虚空(宇宙)悟りの世界 【覚醒中】

この様子を下から見ていた数十万の者たちは、釈迦にグーンと空中(虚空)に持ち上げられる

その中には、八部衆(神々、天人、竜、蛇、鳥、鬼、半人半獣など)という人間以外の生物がいる

彼らが人間や菩薩たちと共に宇宙空間まで持ち上げられたということは、全ての生き物がことごとく平等ということだ

釈迦も大衆も神々も精霊も動物も妖怪も、み~んな同じ価値で何の差別もない 

釈迦は呼びかける

「だれか、この娑婆世界(地球)で、広く法華経を弘める者はいないか?ここで誓いを立てる者はいないか?」

しかしそうは言ったものの、釈迦は今この場にいる弟子たちや菩薩たちに任務を託そうとはしなかった

そして「実はこの裟婆世界には、六万恒河沙という多くの菩薩たちがいる。この菩薩たちこそ、私の滅後に正法を弘通する者である」と語り

その時、突然大地が割れ、たくさんの菩薩が地から涌き出てきた(これを地涌の菩薩という)

この菩薩たちは体が皆金色で、三十二相を具え、無量の光明を放っていた

彼らは、以前から娑婆世界の下、この界の虚空の中におり、下から現れてきたという

この湧き出てきた菩薩たちの中に四人の導師がいて、上行菩薩無辺行菩薩浄行菩薩安立行菩薩といった

任務を与えられなかった弟子たちは驚いて、その中の弥勒菩薩地涌の菩薩の出現の意義を釈迦に尋ねる

「彼らはどこから来て、何の因縁で集まったのでしょうか。巨身で大神通をもっており、その智慧は考えることもできません。

その志は堅固であり、大いなる忍辱力があります」

釈迦は答えた 

「これらの地涌の菩薩は長遠な昔から修行を重ねてきたのだ。私は久遠よりこのかた、これらの人々を教化してきたのだ

この多くの菩薩たちは、皆この娑婆世界の下のこの界の虚空にとどまり、多くの経典を読み理解し、正しく心に刻んでいるのです」

つまり、難しい任務を与えられるくらい、他の菩薩たちより修行を積んでる、如来の寿量(魂の年齢)が高いってことなのね

じゃあ、デーモン閣下は、10万57歳だから、どのくらい修行を積んだのかしら・・

 

それで、最後に釈迦はカミングアウトするのね

「私は今世(BC5世紀)で初めて悟ったのではなく、過去世の遥か昔に既に仏だった」と

「もし私がずっと生きていると、侮り、怠け心を起こして、会いがたいとおもう心や、敬う気持ちを生じなくなってしまう。

衆生を救おうとする為に、方便で仮に捏槃(死)の姿を現すが、実は入滅(死)してはいないのです。

常にここ(宇宙/心)に住して法を説いているのです」

そして釈迦は、地涌の菩薩に役割を託す

どんな辛い迫害があろうとも、ここで人類救済の誓いを立てた者は、必ずや仏になることができるから、頑張れ!と

 

第3部: 法華経23~28巻 悟った上で仏界(宇宙)から九界(地球)へ戻る (境智冥合・発迹顕本) 【覚醒後】

誓いを立てた地涌の菩薩たちは、娑婆世界(地球)へ意気揚々と散らばる

最後に未来の仏である上行菩薩日蓮)への付属で終わる・・

 

いや~ これは、大宇宙をスクリーンにした宇宙仏の壮大な映画ね

多彩な名前(薬王菩薩とか不休息菩薩とか大力菩薩とかetc..)の地涌の菩薩たちは、

その名前を象徴するかのような様々な役割り、働きをすることになるのね

地球に生を受け、それぞれの修行を重ね、それぞれのタイミングで使命に目覚めて

その智慧と慈悲と生命力で人類を救っていく

宇宙の森羅万象と自分の真実を知った(悟った)上で、あえて人間としてこの地球で使命と共に生きていく

ラー子も、宇宙の真実を悟った上で、肉体をメンテナンスしながら修行を重ねていくわ!

不平等で不浄のこの世が、常楽我浄の世界になっていくように

 

師匠は、いつも私たちの事を「地涌の菩薩」だと言われるのだけど、一部の人を除いて、みんな実感ないよね?

ラー子も、目覚めるまでは、何のこっちゃ?と思ってた

学会員さんが信心で意識革命をして、自分の役割を自覚した人を「地涌の菩薩」って呼ぶのだと思ってた

でも、何で、”地から湧く”のだろう・・って思ってたわ

法華経には「娑婆世界の下、この界の虚空の中におり」って書いてあるけど、地球の内部ってこと?

あとで、隊長にどういうことか、聞いてみるわ

私のイメージとしては、地球で修行を積んで、悟り、目覚めると、一度は解脱して仏界の宇宙まで上昇するのだけど、「あっ、そうだ人類を救わなきゃ」となって、ぐるっと地球半周して、地球の下側から舞い戻ってくる感じ?

または、使命を悟った人を、大地(汚泥)の中から芽を出して清らかに咲いた蓮華の花に譬えてる?

仏の事を指す”如来”の意味は、「にょにょとして生まれる」

母なる宇宙から、にょにょとして生まれるイメージ?

波動の「ヒモ」も、ニョニョって感じだもんね

 

法華経の中に、仏についての事が書いてあるのだけど、「その身は有に非ず、無にあらず・・」と34の”あらず(非)”で、仏の説明がしてあるの 

「有でも無でもない」は、「妙」と同じだよね、どちらでもない状態 非物理的世界

当時、量子力学なんて知られてなかった中、戸田先生は、これを「仏とは生命なり」と悟ったの

ラー子的には、「私は仏」 「私」という漢字から「不」=否定を取り除いたら「仏」になるからね! 

でも、34の非とは、何のことかしら? 遺伝子DNAの中の何かかしら?

 

目覚めてみて、自分は「人類救済の菩薩軍団」だったんだってわかると、

アレ?これってまるで映画「トゥルーマン・ショー」みたいじゃない?となる

映画の主人公は、孤児で30年間テレビ会社に騙されて、虚構のセットの島で育てられ、住民は全員役者で、彼の人生を全て録画され放映されていた

その事に気づいた彼は、島から脱出し、外の世界へ・・ 

放送が終了してしまうと、TV画面は砂嵐・・

 

この”テレビ会社”を、”宇宙仏/自分仏”に置き換える 

騙しはしないけど、カルマは記録はするし、魂の修行をさせる

で、肉体が滅んだら宇宙の砂嵐→また生まれて六道輪廻するか、別の星で修行する

あと、「水戸黄門」とかね、「勧善懲悪」モノ

こういった「悪を倒す正義の味方」の物語が多いのは、宇宙仏のお計らいね

何で悪はなくならないのだろう、とか、なぜいつも同じようなパターンなんだろうとか、お約束のシナリオなんだろうとか・・

人間に宇宙の真実を気づかせるため、考えさせるために、仕込んでるのね

でも、ほとんどのヒーローが「特別な能力感」を演出してるから、人間は、自分とは別物として鑑賞してしまい、気づかない

仮面ライダー、スーパーマンスパイダーマンX-MEN、チャーリーズエンジェル etc. 

普段は、庶民のふりしてるけど、困ってる人には救いの手を、悪事には、暴力じゃなくて智慧と対話を、みたいな

南無妙法蓮華経という、法華経の武器があるからね!

修行を積んだ最強の菩薩が、宇宙から派遣されて、魂が発展途上の人類を導く、ってシナリオ

アレ? 「スターウォーズ/フォースの覚醒」か? 菩薩軍団はジェダイか!

どなたか、漫画化、アニメ化、映画化してもらえませんか? フフ

ちなみに、戸田先生の映画は1973年東宝&シナノ企画の「人間革命」、池田先生の映画は「続人間革命」よ、DVDや漫画があります

 

じゃあ、今度は隊長目線でドラマチックに「地球のシナリオ」を検証してもらおうかしら